電気情報工学科

取得により単位認定される資格

 

資格の取得または、検定で一定以上の成績を修めることにより、単位を認定される科目が開設されています。認定に必要な資格・検定及び認定される科目は、以下のとおりです。なお、単位認定の申請時期は、5年生の後期です。詳細はシラバスで確認してください。

資格等 内容
TOEIC 【認定内容】
・TOEIC  I   :TOEICテスト430点以上で1単位とする。
・TOEIC  II  :TOEICテスト500点以上で2単位とする。
・TOEIC  III:TOEICテスト650点以上で3単位とする。

 

【この資格について】
TOEIC(トーイック)とはTest of English for International Communicationの略称で、英語によるコミュニケーション能力を幅広く評価する世界共通のテストであり、世界約90ヶ国で実施されている。本校ではTOEIC IP(TOEIC団体特別受験制度)テストを5月・7月の年2回実施している。5月のテストは、3年生以上の希望者が受験できる。7月は5年生のみ受験でき、この試験データのみを単位認定に使う。テスト結果は合否ではなく、10点から990点までのスコアで評価される。また、得点によっては、「TOEIC  I 」「TOEIC II」「TOEIC III」の単位が認定される。

電気主任技術者(電験) 【認定内容】
・電気電子資格 I  : 第三種取得により1単位とする。
・電気電子資格 II : 第一種または第二種取得により1単位とする。

 

【この資格について】
事業用電気工作物の設置者(所有者)は、電気工作物の工事、維持及び運用に関する保安の監督をさせるために、電気主任技術者を選任しなくてはならないことが電気事業法によって義務付けられている。電気主任技術者には、第一種、第二種及び、第三種の種別があり、電気工作物の電圧等によって必要な免許種別が定められている。 試験による取得については、全種別とも受験資格に制限はない。詳細は、電気技術者試験センターのホームページ(http://www.shiken.or.jp/)を参照してください。なお、第三種以上の取得者は電気工事士の筆記試験が免除になるなど、他資格受験時に科目免除を申請できたり、受験資格として認められるものがある。

工事担任者
AI・DD総合種
【認定内容】
・電気電子資格 I: 取得により1単位とする。

 

【この資格について】
工事担任者資格は、電気通信回線設備に端末設備または自営電気通信設備の接続工事を行い、監督するための資格である。端末設備等を接続するネットワーク(電気通信回線)の種類によりAI種とDD種に区分され、さらにその規模や速度等に応じて、それぞれ第1種、第2種、第3種の種別がある。試験による取得については、受験資格に特に制限はない。
(AI種)
アナログ回線及びISDNに端末設備等を接続するための工事を対象としている。
(DD種)
ブロードバンドインターネットやIPネットワークなどのデジタル回線(ただしISDNを除く)に端末設備等を接続するための工事を対象としている。
(AI・DD総合種)
AI第1種とDD第1種を合わせた範囲の工事を行うことができる。
詳細は、電気通信国家試験センターのホームページ(https://www.shiken.dekyo.or.jp/charge/index.html)を参照してください。上位資格である電気通信主任技術者の科目免除となったり、各種無線資格受験の際の基礎知識にもなる。その他、科目免除が認められる資格あり。

情報処理技術者 【認定内容】
・情報資格 I: 応用情報技術者試験合格により1単位とする。
・情報資格II: 各分野のスペシャリスト試験合格により1単位とする。

 

【この資格について】
情報処理技術者試験は、「情報処理の促進に関する法律」に基づき経済産業省が、情報処理技術者としての「知識・技能」の水準がある程度以上であることを認定している国家試験である。いずれも受験資格に制限はない。詳細は、情報処理技術者試験センターのホームページ(https://www.jitec.ipa.go.jp/)を参照してください。
(基本情報技術者)
高度IT人材となるために必要な基本的知識・技能をもち、実践的な活用能力を身に付けた者
(応用情報技術者)
高度IT人材となるために必要な基本的知識・技能をもち、高度IT人材としての方向性を確立した者
(スペシャリスト(各分野))
高度IT人材として確立した専門分野をもち、その専門分野に関係する固有技術を活用し、最適な情報システム基盤の企画・要件定義・開発・運用・保守において中心的な役割を果たすとともに、固有技術の専門家として、情報システムの企画・要件定義・開発・運用・保守への技術支援を行う者。専門分野とは、ネットワーク、データベース、エンベデッドシステム、情報セキュリティの各分野である。

CG検定 【認定内容】
・情報資格 I: CGクリエイター検定、CGエンジニア検定、画像処理エンジニア検定:エキスパート取得により1単位とする。

 

【この資格について】
CG-ARTS協会が実施するコンピュータグラフィックス関連の資格には以下のようなものがあり、いずれも受験資格に制限はない。
(CGクリエイター検定)
映画・アニメーション・ゲーム・CMなどのCG映像の製作において、一定条件(シナリオ・絵コンテ・日程・予算など)のもとに、映像表現技術やCG理論の知識、CGソフトウェアを効果的に用いる能力が求められる。1級~3級がある。
(Webデザイナー検定)
各種Webサイトのデザインにおいて、一定の条件(コンセプト・日程・予算など)のもとに、企画・プレゼンテーション・製作・テスト・評価運用の知識を用いる能力が求められる。1級~3級がある。
(CGエンジニア検定)
産業や学術分野のさまざまな領域において、一定の条件(開発目標・システム環境・予算・作業工程・コストなど)のもと、ソフトウェアや関連するハードウェア、システムの開発ができる能力が求められる。1級~3級がある。
(画像処理エンジニア検定)
産業や学術分野のさまざまな領域において、一定の条件(開発目標・システム環境・予算・作業工程・コストなど)のもと、ソフトウェアや関連するハードウェア、システムの開発ができる能力が求められる。1級~3級がある。
(マルチメディア検定)
2級~3級がある。詳細はCG-ARTS協会ホームページ(http://www.cgarts.or.jp/)を参照してください。