電気情報工学科

電気情報工学科 新着情報

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学科案内

 近年の電気工学の発達は目覚しく、電気、電子、通信および情報と分化するとともに、それぞれの分野が専門性を深めています。また、これらの分野間の技術的な結合も盛んになっています。たとえば、世の中のさまざまな物をインターネットに接続し、相互に情報をやりとりすることにより、新たなネットワーク社会を実現しています。

電気情報工学科では、電気系技術、電子系技術、通信系技術ならびに情報系技術を習得します。

 エネルギーを生み出すための発電・送電・変電方式や電気回路の設計などについて学びます。電気エネルギーはすべての動力の源となる重要な資源です。
 電子素子を構成する材料やエレクトロニクスの基礎となる電子回路・計測・制御について学びます。家電製品など日常生活を豊かにするためには不可欠な分野です。
 基本的な数理情報の取り扱いやコンピュータシステムを構成するハードウェア・ソフトウェアについて学びます。人間に匹敵する知的な装置の開発を目指します。
 有線通信・無線通信・コンピュータネットワークなどの情報通信方式について学びます。物理的な距離を超えた情報伝達のためには欠かせない技術です。
電気情報工学科では電気工学の広範化に対応してコース制教育を導入し、高度化する技術に十分対応できる技術者の育成を目指しています。1~3年生では共通基礎科目として電気、電子およびコンピュータ系科目を中心に学習し、4・5年生では「電気電子工学コース」「情報工学コース」の二つのコースに分かれて専門科目を学習します。 

「電気電子工学コース」では電気エネルギーの発生からエレクトロニクスに至る範囲の技術を学習し、「情報工学コース」では 情報の取扱いとその応用に関する技術について学習します。