海外からの学生受入れ
本校では多様な国籍や文化的背景を持つ学生が多く学んでおり、1年次から、日常的にグローバルな教育環境に触れることになります。また、1~3か月程度の短期で、海外協定校の学生が年に複数回来校します。
低学年での受入れ(イマージョン型)は、クラスの中に一員として組入れ、本校学生のサポートを受けながら通常の学校生活を送ることになります。お互い多くの時間を共有し、強固な友人関係を構築することができます。高学年での受入れ(インターンシップ型)は、学生の専門に応じた学科や研究室に配属され、研究や技術指導を受けながら、本校学生との協働作業を行います。
本校学生もそのような学生と積極的に交流し、グローバルへの一歩を踏み出してください。
短期受入れ
低学年での受入れ(イマージョン型)は、クラスの中に一員として組入れ、本校学生のサポートを受けながら通常の学校生活を送ることになります。お互い多くの時間を共有し、強固な友人関係を構築することができます。
高学年での受入れ(インターンシップ型)は、学生の専門に応じた学科や研究室に配属され、研究や技術指導を受けることになります。個別対応テーマへの取組みについては、担当教員の専門と短期留学生の専門の関係から希望通りのマッチングが難しいこともありますが、概ね、短期留学生に満足されるテーマが設定されています。実験実習は、本校の学生と協働作業を行う機会となっています。母国では実施されていない課題や、実験方法が見られる場合もあり、担当教員および短期留学生の双方にとって新たな視点を得る機会となっています。
また本校は、2017年11月に、公益財団法人AFS日本協会(以下、AFS)と外国人交換留学生に係る覚書を締結しました。これにより、AFSが受入れる外国人留学生(以下、AFS学生)のホストスクールとなった本校では、2018年度からAFS学生の受入れを開始しており、同学生は本校低学年のクラスに約1年間入ることになります。
長期受入れ
本校では、国費留学生や各国政府奨学生を含め、多様な国籍や文化的背景を持つ学生が多く学んでおり、1年次から、日常的にグローバルな教育環境に触れることになります。
2019年4月から新たに、タイ政府奨学生の1年次からの受入れを開始しました。これは、日本政府によるASEAN支援事業「産業人材育成協力イニシアティブ」の一環で、日本・タイ両政府が、高専機構がタイのチュラポーン王女サイエンスハイスクール(以下、PCSHS)中学校課程相当修了生を正規学生として受入れることに合意したことが背景にあります。
(※PCSHSとは、タイ国内12 の地域に設置されている男⼥共学の全寮制の中⾼⼀貫校です。1993 年に設置された「チュラポーン王⼥カレッジ」を前⾝とし、2010 年に「チュラポーン王⼥サイエンスハイスクール(PCSHS)」に名称変更しました。)
PCSHS出身学生については、文社系科目が一部日本語科目に振替えられますが、その他の科目については配属された学科でクラスメイトと一緒に授業を受けています。
3年次編入学生は、1~2年生の実習などの専門科目、日本語、一部低学年の一般科目など、別途カリキュラムが用意されています。3年生以降は、通常学生と完全に同じ内容の専門科目を学習し、卒業までに十分な専門技術を修得することができます。日本語の習熟度は専門科目等の理解度にも大きく影響することから、日本語教育では補講も実施して重点的に教育しています。
このような学生に対しては、チューターやRA(レジデントアシスタント)が配置され、生活面から学習面までサポートする体制が整えられています。
海外から入学したばかりの学生は、勉強に限らず生活面でも様々な不安を抱えています。しかし、本校のチューター制度等により、比較的早く日常生活や学校生活に馴染んでいるようです。積極的に日本文化に馴染もうという学生も多く、日本人学生にとって比較的コミュニケーションがとりやすいようで、仲良く学校生活を営んでいます。
多くの日本人学生にとって海外の学生と触れ合うのは初めての経験であり、本校のグローバル教育の導入としても彼ら彼女らの存在は大きな役割を果たしています。近畿地区高専の全留学生が参加する交流会も毎年開催されており、他高専の学生と様々な情報交換を行うことも出来ます。
サマープログラム(日本文化体験プログラム)
企画や運営は原則本校の学生が行い、キャンパスの内外で明石高専オリジナルのプログラムが展開されます。日本語の授業や、日本のお寺やお城に関する講義、近隣の姫路城や鶴林寺などを巡るフィールドワークなど、文化、歴史、伝統などを楽しく学ぶプログラムです。
海外へ行くことなく、語学力・異文化コミュニケーション力の向上、国際的ネットワークの構築が期待できるサマープログラムにあなたも参加してみませんか。
プログラム(抜粋):
- 日本語授業
- 日本のお寺やお城についての講義
- 日本料理・書道・茶道体験
- 折り紙ワークショップ
- 姫路城、鶴林寺などへのフィールドワーク