建築学科

学習・教育到達目標

建築学科 学習・教育到達目標

A.共生に配慮できる豊かな人間性
 自然環境や多様な社会との調和のうちに、豊かな人間的空間を実現するための感性を備える。
B.国際性と指導力
 歴史、文化、社会などの背景を伴って生まれた世界の建築を学び、地域性を理解できる国際性と指導力を備える。
C.技術者倫理
 生活空間を生み出す専門的職業人として、自然や社会に対する技術行為に確固たる責任を果たす。
D.基礎学力と自主的・継続的学習能力
 工学的基礎知識と幅広い教養をもとに、建築の理解を確実なものとし、継続的な自己学習能力を身につける。
E.コミュニケーション能力
 日本語や英語によるコミュニケーション能力のみならず、図面、CGによる建築的プレゼンテーション能力を身につける。
F.柔軟かつ創造的な設計能力
 建築空間を構築する芸術的要素と技術的要素の両者を統合する柔軟かつ創造的な設計デザイン能力を備える。
G.実践的な問題解決能力
 構造実験、設計演習、現地調査を通して、理論と実現象との相違を発見でき、都市や建築の実践的な問題解決能力を備える。
H.多次元的なシステム思考
 建築学を中核に、自然、歴史、文化、社会、関連工学的分野の知識を持った複眼的視野に基づく、共生をめざした多次元的なシステム思考ができる。

一般科目 学習・教育到達目標

A. 共生に配慮できる豊かな人間性
 自然科学科目だけでなく、人文社会科目・体育科目・芸術科目等多岐にわたり学習することにより、自然や社会に対して深い関心を持った、人間性豊かな技術者の養成を目指す。
B. 国際性と指導力
 言語的スキルの習得に加えて、国際情勢や各国特有の文化を理解し、世界のいかなる地域においても活躍できる技術者の養成を目指す。
C. 技術者倫理
 自然や歴史を学ぶ中で、工業化によって生じる問題点を具体的に提起する。更に、法体系を紹介することによって、技術者倫理の理解を確実なものとする。
D. 基礎学力と自主的・継続的学習能力
 専門科目を理解する上で不可欠な分野の充実を図る。また、専門科目とどのように連携しているのかを十分理解させることにより、自主的かつ継続的学習の重要性を学ばせる。
E. コミュニケーション能力
 報告書・論文・口頭発表等における表現力・スキル等、現代の技術者により強く求められている実用的なコミュニケーション能力の開発を目指す。
F. 柔軟かつ創造的な設計能力
 創造的能力の養成には、課題の設定から実施方法に至るまで学生自らがデザインすることが肝要である。自由研究を通して、設計能力を柔軟かつ創造的に駆使して初めて「ものづくり」の本質が自覚できるよう指導する。
G. 実践的な問題解決能力
 実験・実習を介して、座学では学び得ない感覚・知識の育成を助成する。テーマの難易度・人的配置も多様な状況を設定し、実践的に問題解決に当たらせる。
H. 多次元的なシステム思考
 一つの工業の成立には、自然環境・経済・社会・文化・宗教等多数の要素が介在している。一般科目で学ぶ知識が融合的に活用され、多次元的システム思考ができる技術者の養成を目指す