都市システム工学科

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学科案内

 都市システム工学科は、2015年の「国連持続可能な開発サミット」において採択された「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ(行動計画)」にコミット(責任を伴う関わりを持つ)しています。
アジェンダは、人間、地球および繁栄のための行動計画として、17の目標と169のターゲットからなる「持続可能な開発目標(SDGs)」を掲げています。都市システム工学科の学問領域である、人々の生活を安全に豊かに支えるための工学的アプローチは、ほとんどのSDGsの目標と合致しております。
 都市システム工学科では、SDGsの目標を達成するために必要な知識、技術のみならず思考を多種多様な科目を通じて身に着け、地球環境保全と社会の持続的発展を担う世界標準の技術者を育成する学科です。都市システム工学科を卒業した技術者は、道路・河川堤防・橋・港などの建設や都市計画・まちづくりなど、社会基盤整備に欠かせない人材として世界中で活躍しています。
 都市システム学科では、構造力学・水理学・地盤工学の3つの力学が基礎となります。橋など構造物に影響する力、土の性質や強さ、水の流れについて学びます。
 コンクリートや鉄など、都市を構成する材料の性質について学びます。構造物を造るための最適な材料を選び、さらに環境に配慮した新しい材料を開発します。
 快適で機能的なまちづくりを目指して、安全・安心で活力ある都市をつくる都市計画や、ひとびとが移動しやすい便利な都市を造る交通計画を学びます。
 自然災害から都市を守るために強い構造物を造り、人と人とのつながりを大切にすることで、より早く復旧・復興できる都市をつくるための技術を学びます。
 人間の経済活動が、生態系や環境へ与える影響を調べて評価する方法を学び、失われた自然環境の復元や、新たな環境を創造する技術を身につけます。