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オランダ・Inholland University of Applied Sciencesの学生が来校しました!

 

11月1日(金)、オランダのInholland University of Applied Sciences より、Industrial Engineering (Business Engineering)を専攻する学生15名と引率教員2名が本校を訪問されました。同大学からの学生受入れは今回が初めてであり、国際交流の新たな一歩となりました。

 

まず、都市システム工学科2年生2名が、この夏にオランダへ留学した際の経験をプレゼンテーション形式で発表しました。土木学会関西支部の海外研修支援事業とトビタテ!留学JAPAN(高校生コース)に採択され派遣された同学生は、現地で実施した研究活動やフィールドワークについて、途中オランダ語を交えながら熱心に語りました。プレゼンテーション後には、活発な質疑応答が行われ、両国の学生間で活発な意見交換が行われました。また、折り紙や「トントン相撲」等の文化交流の時間も設けました。学生たちは、言葉の壁を越えて積極的にコミュニケーションを取り、友情を深めていました。

 

その後、エコランプロジェクトとロボット工学研究部の活動を見学しました。それぞれの代表学生が、活動の概要や実績等の説明を行い、オランダの学生は熱心に耳を傾けていました。エコランの実車や、ロボコンのロボットが実際に動作する様子を見学し、その技術力やアイデアに大きな関心を寄せていました。

 

最後は、Student Ambassadorsと茶道部による茶道体験(Tea Ceremony)で、一行をおもてなししました。学生が、茶道の歴史や作法を丁寧に説明した後、自ら点てた抹茶を振る舞いました。オランダの学生からは、「高専のキャンパス内で日本の伝統文化に触れられるとは思いませんでした」と、日本の文化への関心を深めた様子でした。

 

今回の交流を通じて、本校学生は国際的な視野を広げるとともに、異文化理解を深める貴重な経験となりました。また、Inholland University of Applied Sciencesの学生にとっても、高専生活や日本文化に触れる貴重な機会となったことと思います。本校は今後も、このような国際交流活動を積極的に推進し、グローバルな人材育成に貢献してまいります。