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西宮まつり渡御祭(とぎょさい)に本校学生が賛助
令和6年9月23日(月)、十日えびす開門神事福男選びでの奉仕を実施している地域連携プロジェクトチームに所属する学生10名・OB3名が賛助し、祭礼の重要な場面で活躍しました。
この祭礼は、平安期に西宮神社から和田岬まで船にて巡行した神事が起源であり、地域をめぐる陸渡御と、海上をめぐる船渡御が合わさった、山と海が近く、交通の要として歴史的に認知されてきた、阪神間ならではの祭礼です。
本校学生のプロジェクトチームは関西地域での認知度が高い1月10日の行事、「西宮神社十日えびす開門神事福男選び」の運営補助に長年携わっていますが、秋の例大祭であるこの西宮まつりにも賛助し、地域の人々との親交を深めています。
陸渡御における、八乙女や童男を守る「朱傘」や、祭礼行列を知らせる「太鼓」担ぎ、「女子神輿」など、重要な場面にて大きな役割を果たしました。海上船渡御では、文楽の原型ともいえる淡路人形浄瑠璃の伝統を守る淡路人形芸舞組の船に同乗し、戎舞の盛り立てをしました。
明石高専の在する兵庫県の多様な文化に触れ、その伝統を主体的に守る当事者としての活動は、学外での大きな学びとなります。
さらにこの渡御祭では、阪神間地域の多様性を象徴するように多くの海外からの人々が参加しています。祭礼後の直会では、アメリカ・トルコ・モロッコなどからの参加者と本校の学生は大いに交流し、地域で活躍する意義と、世界に出る必要性をも感じ取れる機会にもなりました。
昨年よりも多くの学生が参加し、卒業生も参加する行事は、持続可能性も伴った、明石高専発の新たな地域連携の形となると信じています。
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参加学生等集合写真
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時代行列太鼓
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陸渡御
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時代行列での陸渡御
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八乙女朱傘での奉仕
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童男朱傘
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御旅所女子神輿
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海上船渡御出発前
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海上船渡御
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海上での戎舞
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淡路人形芸舞組による戎舞
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祭礼後の奉仕者同士の交流