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十日えびす開門神事福男選びに本校学生・OB21名が賛助
関西圏では1月9日から11日にかけて十日戎を祝い、関連の神社では多くの参詣客でにぎわいますが、今年度も兵庫県西宮市の「えびす宮総本社西宮神社」における「十日えびす開門神事福男選び」に明石高専の学生18名・OB3名の計21名が賛助しました。
全国的にも有名になったこの神事に、明石高専の学生が賛助して10年経ちます。地域住民や開門神事講社、そして神社の方々との協力の下、今年も参加者の抽選、当選者受付、境内警備、記録、開門時に参加者との伴走など、祭礼の重要な部分において積極的に活動しました。
30年前の1995年、この神事から一週間後に西宮神社は被災し、一年後の開門神事の際に選ばれた3名の福男全員が被災者であったことから、当神事は、震災復興の意味も持つことになりました。
2011年に東日本大震災が起こった際、被災地となった、女川や釜石などでは、震災からの復興を願い、防災意識を継続させる意味から、開門神事同様の催しが実施されるようになりました。西宮神社ではその催事の主催者を招待し、一緒に開門を実施するようになっていますが、今年は、女川の方々と昨年1月に起きた能登半島地震で被災した須受八幡宮の神職もこの開門に参加しました。さらに福男選びの祭礼は、関東地域でも広がりを見せており、群馬県の桐生西宮神社でも昨年11月20日の「えびす講」にて初めて実施され、その関係者も今回の開門に加わられました。
この参加された女川・桐生・能登の方々や祭礼関係者と本校学生らは積極的に交流し、防災や各地の関係人口を増やそうとする町づくりの話などの意見も交換するなど、祭礼の賛助のみならず、自身の専門教育に関連する学びの場、今後の繋がりを得る機会にもなりました。
開門神事は本校においても年中行事となりつつありますが、卒業したOBらも引き続き参加しており、継続的な地域連携を今後とも行っていきたいと考えております。
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集合写真:能登・女川・桐生からの方々とともに
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明石高専集合
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奉仕に関する会合出席
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講社からのブリーフィング
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くじ引き受付
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くじの調整
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当選者受付
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当選者先頭集団受付
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くじ引き当選者誘導
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学生の打ち合わせ
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出走位置のライン引き
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開門時実走するメンバー
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先頭集団を走らせたあと、後続を本校学生らが走り誘導
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開門・本校学生教員の姿も