報告
専攻科・創発ゼミナールの最終報告・展示会を開催しました
令和5年2月6日(月)9:30~11:40に創発ゼミナール(専攻科1年ME・AC共通科目)の最終報告展示会を開催しました。同科目は、機械・電子システム工学専攻および建築・都市システム工学専攻の中の5つの分野(機械工学、電気電子工学、情報工学、土木工学、建築学)の受講生による混成メンバーからなる班でICT活用のPBLを行うことを特徴とします。各自の専攻分野のスキルを、異なる分野のメンバーとの共同作業の中で生かすことを模索・体験することにより認知的、倫理的、社会的能力、教養、知識、経験を含めた汎用的能力の育成を図るものです。
今年度は専門分野混成の5~6名メンバー構成の4班で実施しました。
課題:「ミニマムデバイスの用途開発プロジェクト ~切手サイズのコンピュータを用いて製品・サービスを開発せよ!~」
指定の機能の限られた極小デバイスを活用した公益インフラサービス、もしくは商品サービスの開発を行う。各班の定める開発目標に関するリサーチを行い、有用性(公益性もしくは採算性)および実現可能性を示す(FS: feasibility study)。FSには指定デバイスを組み込んだプロトタイプの製作を含める。
各班の企画テーマ名
1班 多機能キーボード「G-board」
2班 感温湿センサによる高齢者生活補助
3班 介護用立位補助装置「 ころりんぱっ 」
4班 換気通知システム 「AIR sacch 」
※展示会は、新しい生活様式にしたがう新型コロナウィルスの感染拡大防止対策を講じて行われました。