新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、披露式への出席者は限定し、学内に向けて動画配信を行いました。また、施設見学会は教職員と披露式出席者の見学時間を分けた上で入場制限を設け、密を避けた実施となりました。

完成披露式では、神戸校長、平石寮務主事、寮生代表の挨拶の後、テープカットを行いました。

神戸校長は国際寮の完成により、入寮を希望するより多くの学生の要望に応えられることの喜びと、この寮の建設にご賛同、ご支援くださった多くの方々への感謝を述べました。そして、この国際寮で規律、自立心、コミュニケーション能力を身に付けることで、留学生と日本人学生双方の教育に資することを願うと締めくくりました。

平石寮務主事は、留学生と日本人学生が家族のように暮らすこの寮で友情を育み、一生の友達を世界中に作ってほしい、と語りました。

寮生代表の都市システム工学科５年生のガンナさんは、明石高専に来てからこれまでの寮生活はとても思い出深いものであるとともに、新しい寮でのこれからの寮生活が楽しみであると述べ、新生活に期待を膨らませている様子がうかがえました。

学生たちはこの国際寮に10月から入寮します。