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建築工学実験/ふるい分け試験
今回の建築工学実験では、骨材のふるい分け試験を行いました。
本試験では、コンクリート容積の大部分を占める骨材(粗骨材=砂利、細骨材=砂)をそれぞれ専用のふるいを用いてふるい分け、骨材の粒度分布を求めて、コンクリート用骨材として適当であるかどうかを判定します。
試験に使用するふるいは、上から順に目の開きが小さくなるように、寸法の異なるふるいを何重にも積み重ねており、上方から試料(骨材)を投入して上下左右に運動させてからそれぞれのふるいにとどまった試料の重さを量ると、粒度分布が計算できるという仕組みです。
一見同じような大きさに見える砂や砂利であっても、実際にふるい分けてみると、その大きさは大小さまざまであることが分かります。私たちの身の回りにあるコンクリートは、それらの骨材が効果的に組み合わさりほどよく空隙を埋めることによって、骨材としての本来の役割を果たしています。
また、今回の実験には現在建築学科で受け入れている台湾の短期留学生6名も参加しており、お互いに英語でコミュニケーションを図りながら、本校の学生と一緒に作業を行いました。



