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地元自治会と建築学科学生が地域の防災・減災を考える

5月15日、22日、5年の都市地域計画では、地元東大溝自治会と中尾自治会の方がと一緒に、錦浦校区の減災計画について座学とフィールドサーベイ、地域住民とのダイアローグ(対話)を行いました。

15日は 東大溝自治会の橘さんにお越しいただき、「自治会の防災まちづくり」の取り組みついて講演していただきました。民生児童委員、明石高専と連携して避難訓練、災害時要援護者の避難対策、自治会独自で標高を示すピクトグラムなど、様々な防災の取り組みを実践されています。
学生からは、
「そのような素晴らしい取り組みをしているのは知らなかった」
「寮生なので、日常のイベントで寮と自治会が顔見知りの関係になるのが必要・・」
など様々な意見がでました。

22日は、学生は6班に分かれ、両自治会からは10名の役員の方が参加していただき、役員の方々が東大溝自治会校区、海沿いの中尾地区を案内して頂きました。
まち中を歩いて地域の課題や取り組みなどを話し合いながら、調査を進めました。
中尾地区は海沿いの古い民家が立地する地区で、耐震化、耐火の問題、狭い路地や高低差のある地形、高齢化にともなう避難の担い手の問題など様々な課題を有していますが、一方で住吉神社をはじめ魅力的なスポットや資源もたくさんあります。

高専の校区でありながら、意外と知らない、行ったことがない場所が多く、様々な発見に学生たちは驚いていました。
6月12日(木)10時40分~12時10分は、東大溝自治会館にて、両自治会の住民の方々を前に、学生たちが各地区の防災・減災上の課題とそれを解決する提案を考えた報告会を予定しています。