グローバル事業

海外への学生派遣

 

本校では、従来より、学生の海外留学や海外体験への強いニーズに応えるため学校独自のプログラムを展開してきており、今後も学生の海外における学びの機会を整備・充実させていきます。


パスポート・ビザ

パスポート

パスポート(旅券)は、政府ないしそれに相当する公的機関が交付し、国外に渡航する者に国籍およびその他身分に関する事項に証明を与え、外国官憲に保護を依頼する公文書です。政府発給の国際的な身分証であり、出国、帰国の際、また外国に入国・滞在する際に必ず必要となります。

留学する際、必要なビザ(査証)の申請時や入国審査時に、パスポートの有効期間が一定期間以上残っていることを求める国もありますので、すでに所持している場合でも有効期間が十分に残っているか必ず確認してください。

有効期間は発行日から5 年または10 年の2 種類があり、20 歳未満の人は5 年間有効のパスポートした取得できません。

申請方法

パスポートは、原則として住民票のある都道府県の旅券窓口で申請します。委任状があれば代理申請も可能ですが、受取りは必ず申請者本人が行う必要があります。パスポートは通常、申請書類が受領されてから1週間程度で発給されますが、申請場所や申請時期によって変動しますので、余裕をもって申請するようにしてください。

ビザ

ビザ(査証)とは、政府ないしそれに相当する公的機関が、その人物の旅券が有効であり、入国しようとする外国人の入国および滞在がさしつかえないことを示す証書です。ただし、入国許可申請に必要な書類の一部であり、入国を保証するものではありません。

ビザの要・不要、申請方法、申請に必要な書類、発給までに要する時間、申請手数料などは国によって異なり、その規定は予告なく変更されることがあります。申請に際しては、必ず、留学先国の在日大使館または領事館などに直接問合わせ、最新の情報を得た上で手続きを行ってください。なお、国によっては、申請から発給まで数か月を要するケースもありますので、時間に余裕をもって手続きを進めてください。

〝日本〟を知る

留学先で、外国人との会話で、話のきっかけや質問を受けるのが、「日本」についてです。

私たちにとっては「いつもの」事柄であっても、異なる文化の人たちには不思議・不合理に思えることが多々あります。なぜ日本語は縦にも横にも書くことができるのか、なぜお店でおしぼりがでてくるのか、など、日本人には疑問にすら思わない「いつもの」日本は、実は外国ではいつものことではないことが非常に多いのです。これらは、地理、歴史、言語などの様々な要素が影響し、異文化との共通点が見つけにくいため、説明するのは容易ではありません。

しかし、そこで黙り込み、「言わなくてもわかる」といった態度で何も発信しなければ、相手には何も伝わりません。海外では、「以心伝心」「あうんの呼吸」「沈黙は金なり」などの言葉は通用せず、何を考えているか分からない、という不信感を抱かれるだけです。グローバルエンジニアとして、自分の意見を述べ、自分から発信する力:発信力は非常に重要です。

外国人が興味を持つ日本や日本文化は実に幅広く、寺社仏閣などの観光名所、歌舞伎や茶道・華道といった伝統文化、さらにはアニメやマンガ、オタクなどのサブカルチャーなど様々です。それらを語り説明するには、語学力はもちろんのこと、知識や理解も必要となります。語学力を理由に発信するのをやめるのではなく、自分の国や文化をアピールし、自分を、日本を好きになってもらうチャンスととらえ、世界の人にどんどん伝えていく努力をしてもらいたいと思います。