明石高専

JABEE認定プログラム

JABEE認定を受けられる教育機関は4年制大学と専攻科を有する高専・短大です。日本技術者教育認定機構(Japan Accreditation Board for Engineering Education:略称JABEE)が、日本の高等教育機関における技術者教育を充実させ、国際的に通用する技術者を育成できるよう、教育プログラムを審査し認定しています。本校では、機械工学科、電気情報工学科、都市システム工学科、建築学科の4学科と機械・電子システム工学専攻、建築・都市システム工学専攻の2専攻を複合した教育プログラム(共生システム工学)を設定し、技術者教育の更なる充実・改善に取り組んでいます。本校の「共生システム工学」プログラムは、2003年度JABEE認定プログラムとして認められました。 Jabee認定証

 

共生システム工学

教育プログラム

明石高専の教育プログラムの名称は「共生システム工学」です。

この「共生システム工学」には、“自然とともに、人とともに、技術とともに、明るく、元気に、たくましく、生き抜いていける力を持った工学技術者を育てることを目指したプログラム”という意味合いが込められています。これは、学内の教職員にJABEEの融合プログラム名を募集したとき、応募したある女性職員の次の提案がもとになっています。

提案理由:

子育て真っ最中の母親として、近頃の子どもを取り巻く環境の厳しさに心を痛めています。いじめ、不登校、虐待。お受験、塾通い。痛ましい事件の数々。どんなことがあっても、明るく元気にたくましく生きていける力を持って欲しいと切に思います。図らずも、にわかシステム管理者になってしまった者として、日々の運用に携わりつつ思うことは、確かな技術と知識は不可欠だけれども、それだけでは決して新しいシステムは作り出せないと痛感しています。何とかならないか?!と考えつづける根性とか、失敗を恐れない強い意思とか、人との対立とか衝突さえ恐れずどんどん人と関わっていく勇気など、技術を活かしえるだけの心のタフさがもっと要求されるのではないかと思います。一連の雪印事件、無許可添加物使用事件等など、近頃の世情を憂いています。頑固なまでにいいものを作り出そうとする職人かたぎとか、生産者としての倫理観とか責任感とか、いったいどこへ行ってしまったんだろうと思います。以上のような近頃の思いを込めて、技術への確固たる信念を持ちつつ、人との関わりや自然との共存も見失わないエンジニアを養成するプログラム名として、「共生システム工学」を提案します。

養成する技術者像

最も得意とする専門技術の知識・能力を持ち、かつ関連する他の専門技術や一般教養の知識・能力を複合した複眼的視野に基づき、人との関わりや自然や社会との共生に配慮した多次元的なシステム思考のできる技術者

多次元的なシステム思考

複眼的視野に基づく、人との関わりや自然や社会との共生に配慮した多次元的なシステム思考

 

時間経過とシステム思考

時間経過とシステム思考

「共生システム工学」教育プログラムの履修対象者

「共生システム工学」教育プログラムの履修対象者は、本校の専攻科入学試験に合格し、専攻科に入学した者です「共生システム工学」教育プログラムの修了者は以下の要件を全て満たした者であり、修了者には修了証書が授与されます。

  1.  本教育プログラムにおいて、124単位以上を取得すること。ただし、専攻科での取得単位が62単位以上含まれること。
  2.  別表2で定める学習・教育到達目標の達成度評価対象とその評価方法及び評価基準を充足すること。
  3.  本教育プログラムにおいて、1600時間以上の総授業時間を経験すること。ただし、この中には250時間以上の人文科学・社会科学等(語学を含む。)、250時間以上の数学・自然科学・情報技術(別表1の基礎工学科目の②情報・論理系に相当する科目)及び900時間以上の専門分野(別表1の基礎工学科目(②情報・論理系を除く)と専門工学科目に相当する科目)の授業時間を含まなければならない。なお、授業時間には高等専門学校第3学年の修得科目、資格・検定科目及び通信教育を含めない。

JABEE認定プログラムの取組み経緯

平成13年度~平成15年度

平成16年度~

平成19年度~平成20年度

平成24年度~