都市システム工学科

学習・教育到達目標

都市システム工学科 学習・教育到達目標

A.共生に配慮できる豊かな人間性
 目的に向かってたゆまなく努力でき、人々の幸福な生活と良好な自然環境との調和・共存を考える豊かな人間性を身につけた技術者
B.国際性と指導力
 異なった文化と言語を理解し、地球的視野で共生に配慮して物事を考えることのできる国際性とたくましい指導力を有する技術者
C.技術者倫理
 「もの」や「空間」を生み出す専門的職業人として、自己の技術行為に確固たる責任を持ち、人々が自然や社会と共生して安全かつ快適な生活を営めるように努める技術者
D.基礎学力と自主的・継続的学習能力
 数学、物理・化学などの自然科学と土木工学の基礎知識を幅広く有し、継続的な自己学習能力を備えた技術者
E.コミュニケーション能力
 日本語および英語について、技術論文などが読め、適切な文章表現ができる語学力と、コミュニケーション能力を身につけた技術者
F.柔軟かつ創造的な設計能力
 実践を重視した「ものづくりや環境保全の教育」を通して得た知識や技術を統合し、環境や防災に配慮した都市システムを、柔軟かつ創造的に設計できる技術者
G.実践的な問題解決能力
 実験や調査研究を通して、理論と実現象との相違や問題点を発見・究明できる実践的な問題解決能力を身につけた技術者
H.多次元的なシステム思考
 人々が快適な生活を営むために必要な地域空間と施設を「都市」と位置付け、これを合理的に計画・設計・構築し、運用する多次元的システム思考ができる技術者

一般科目 学習・教育到達目標

A. 共生に配慮できる豊かな人間性
 自然科学科目だけでなく、人文社会科目・体育科目・芸術科目等多岐にわたり学習することにより、自然や社会に対して深い関心を持った、人間性豊かな技術者の養成を目指す。
B. 国際性と指導力
 言語的スキルの習得に加えて、国際情勢や各国特有の文化を理解し、世界のいかなる地域においても活躍できる技術者の養成を目指す。
C. 技術者倫理
 自然や歴史を学ぶ中で、工業化によって生じる問題点を具体的に提起する。更に、法体系を紹介することによって、技術者倫理の理解を確実なものとする。
D. 基礎学力と自主的・継続的学習能力
 専門科目を理解する上で不可欠な分野の充実を図る。また、専門科目とどのように連携しているのかを十分理解させることにより、自主的かつ継続的学習の重要性を学ばせる。
E. コミュニケーション能力
 報告書・論文・口頭発表等における表現力・スキル等、現代の技術者により強く求められている実用的なコミュニケーション能力の開発を目指す。
F. 柔軟かつ創造的な設計能力
 創造的能力の養成には、課題の設定から実施方法に至るまで学生自らがデザインすることが肝要である。自由研究を通して、設計能力を柔軟かつ創造的に駆使して初めて「ものづくり」の本質が自覚できるよう指導する。
G. 実践的な問題解決能力
 実験・実習を介して、座学では学び得ない感覚・知識の育成を助成する。テーマの難易度・人的配置も多様な状況を設定し、実践的に問題解決に当たらせる。
H. 多次元的なシステム思考
 一つの工業の成立には、自然環境・経済・社会・文化・宗教等多数の要素が介在している。一般科目で学ぶ知識が融合的に活用され、多次元的システム思考ができる技術者の養成を目指す