明石高専

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全国高専デザコン2018 構造部門への参加(その2)

 第15回全国高等専門学校デザインコンペティション(通称:デザコン)が、本年度は釧路高専の主管で11月10~11日に釧路市観光国際交流センターで開催されました。本校からは構造部門に主に都市システム工学科の学生からなる2チームが出場しました。このページでは主に2日目の様子を報告します。

 デザコン構造部門の2日目の午前中は、製作した作品(銅線で製作した橋)に錘を載せて、強度を競う競技(耐荷性能試験)と、それに先立って競技方法に関するオリエンテーションが行われました。午後は審査員による講評が行われ、その後構造部門を含む全部門(空間、創造、AM、プレデザコン)の入賞者の表彰と閉会式が行われました。

 11月11日は8時に宿泊先のホテルを出発して会場へ向かいました。昨日とは打って変わり、天候は晴れでしたが、吐く息は白く、温暖な瀬戸内と異なる北国の厳しい気候が身に染みました。会場に到着すると、耐荷性能試験の競技順序が掲示されており、2、3年生合同チームの作品「皆紅の扇」は4巡目、4年生チームの作品「Treillis」は6巡目でした。競技順は橋の重量順に決められており、重量が軽いほど後回しとなり、15巡目まで競技が行われます。構造部門への参加学生は、オリエンテーションまでの間に、各チームの作品の見学や、作品の最終確認を行いました。

 耐荷性能試験では、各チームとも90秒以内に錘を吊り下げるための治具の橋への取り付けと、試験用の架台への橋の設置を行わなければ減点対象となります。両チームとも90秒以内に設置が完了しました。その後、10キロずつ錘を増やして、合計30キロの錘を載せてから、橋の上で重さ5キロの鉄球を転がします。皆紅の扇は、無事に錘を転がすことができました。次に、5キロずつ錘を増やして合計45キロの錘を載せた状態で、再度橋の上で重さ5キロの鉄球を転がすことができれば耐荷性能試験は満点となります。しかし、皆紅の扇は、残念ながら5キロの錘を載せる最中に横倒れ座屈と呼ばれる不安定な形態で崩壊しました。試験後は各チームとも、代表学生のインタービューが行われました。

 Treillisの耐荷性能試験も同じ手順で行われましたが、こちらは残念ながら合計30キロの錘を載せ、橋の上で重さ5キロの鉄球を転がした瞬間に面内曲げ破壊と呼ばれる形態の破壊をおこしました。審査員審査点と耐荷性能試験の得点の合計点が高い順に上位3チーム、このほか審査員特別賞として2チーム、企業賞として1チームが表彰されましたが、残念ながら、本校から構造部門に出場したチームは入賞できませんでした。来年度のデザコンは、都立産技高専の主管で、12月7、8日に東京で開催される予定です。構造部門に関しては、詳細は公表されていませんが、紙を用いて支間長1メートルの橋の製作が課題となるそうです。

 閉会式後、他の部門に参加した学生と記念写真を撮りました。本校から出場した学生は、創造部門とプレデザコン部門でそれぞれ最優秀賞を受賞しました。