明石高専

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全国高専デザコン2018 構造部門への参加(その1)

 第15回全国高等専門学校デザインコンペティション(通称:デザコン)が、本年度は釧路高専の主管で11月10~11日に釧路市観光国際交流センターで開催されました。本校からは構造部門に主に都市システム工学科の学生からなる2チームが出場しました。このページでは主に1日目の様子を報告します。

 例年のデザコンは11月下旬から12月上旬に開催されていますが、今年度は寒冷地の厳しい寒さの中での開催となるため、例年よりも概ね1か月前倒しで開催されました。交通の便の良い明石高専といえども釧路は遠方であり、移動のみに丸一日を要することから、大会前日の11月9日の早朝に明石を出発し、関西国際空港へ向かいました。

 台風21号による高潮と強風により、9月4日に関西空港連絡橋にタンカーが衝突、関西国際空港の滑走路も浸水するなど被害を受けましたが、空港職員、鉄道会社、高速道路会社や国土交通省等の方々の早期復旧に向けた迅速な対応により、現在は通常通りに復旧していました。しかし、連絡橋の線路脇には、タンカーの衝突による損傷で橋げたが撤去された生々しい姿を見ることができました。関西空港10時発のピーチアビエーション125便で釧路空港には12時に到着し、さらに路線バスに乗り換えて釧路駅前には14時前に到着しました。

 11月10日は雨の中、会場の釧路市観光国際交流センターに向かい、受付を済ませてから、一足先に宅急便で送付した作品を箱から取り出し、作品展示の準備をしました。今年度のテーマは、重量1.5キログラム以下の集中荷重と移動荷重に耐える、丈夫で美しい銅線で製作した橋です。午前中は開会式とオリエンテーションが行われ、午後から仕様確認と審査員による作品審査が行われました。

 本校からは都市システム工学科と建築学科の4年生からなるチームが作品名「Treillis」を製作し、都市システム工学科2、3年生からなるチームが作品名「皆紅の扇」を製作しました。作品のほかに、それについて説明したポスターも作成して展示しました。仕様確認ではアクリル製の箱の中に作品が収まるか、必要な支間長や張り出し長は確保されているか、作品に載荷用のピンを通すことが可能であるかについて確認が行われ、仕様を満たしていない場合は3回以内であれば作品を改良し検査を受けることができるルールです。仕様確認で問題がなければ、続いて作品の計量と写真撮影が行われました。かなりの参加チームが寸法に何かしらの問題があり、改良を行ってから再確認を受けたため、使用確認だけで18時過ぎまでかかりました。Treillisは3回目で、皆紅の扇は2回目で仕様確認をパスしました。さらに、仕様確認後に行われた審査員審査では、各チームの代表学生1名が作品のコンセプト、工夫した点や特徴的な点を1分以内で説明しました。審査員の先生方からも、作品の特徴的な点や製作に際して苦労した点などについて質問が出され、学生は分かりやすく回答をしました。