明石高専

ロボコン近畿地区大会ベスト4 2年ぶりの全国大会へ

10月28日(日)に近畿大学記念会館(東大阪市)で開催された「アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト2018 近畿地区大会」において、本校のAチームがベスト4に進出し、審査員推薦で2年ぶりの全国大会出場権を獲得しました。

今年の競技課題は「Bottle-Flip Cafe(ボトルフリップ・カフェ)」。ペットボトルを投げて、高さと大きさの異なる8種類のテーブルに立たせます。動画サイトで人気のペットボトルをflip(ぽいと投げる、ひっくり返す)させる遊びをロボットにやらせるという難題。しかも今大会では、ロボットの自動化が要求されています。つまり、操縦するのではなくて、センサとプログラムによってロボットが自分で判断して、動いて、投げなければなりません。さらには、予選リーグでは試合時間終了時に得点が高いチームが勝ちという得点勝負、決勝トーナメントでは相手に高得点されても8種類のテーブル全てに1本ずつでも立てればVゴール勝ちという時間勝負、これら両方式に対応できなければ上位進出は難しいという超難題です。

本校Aチームのチーム名は「明明明明(アカシ)」。手動ロボットはカタツムリをモチーフに可変色LEDで装飾されています。ペットボトルを布で包み、その布をぴんと張ることでペットボトルを高く打ち出します。自動ロボットは装填機構付き3連射出型。ロケットの発射のようにペットボトルを縦方向に打ち出します。予選リーグ第1試合は先の試合で17点を挙げた本大会ダークホースの奈良高専B。自動ロボットの動きがぎこちなく、ペットボトルをなかなか立てることができませんでしたが、相手もトラブルで動けず、15-2の勝利。第2試合では、さらに自動ロボットの調子が悪かったのですが、相手に恵まれ、4-0で勝利。予選リーグを突破しました。しかしながら、他のリーグの勝者の方が得点が高く、4位通過となったため、準決勝は2試合で58点を挙げた1位通過の神戸Aとの対戦。それでも練習通りにVゴールができれば勝機はあると望みをもっていましたが、結果は3-23。試合を重ねるたびに自動ロボットの調子が悪くなり、本来の力を発揮できないまま大会を終えることになりました。全国大会では本来の実力を発揮し、上位進出あわよくば優勝してくれることを期待しています。全国大会へ推薦していただいた審査員には、手動ロボットの機構のおもしろさと安定感、高得点もVゴールも狙えるポテンシャルを秘めていることが評価されたのだと考えています。また、カタツムリの美しいLED装飾が評価され、デザイン賞を獲得しました。

本校Bチームのチーム名は「FLIPILM(フリップイルム)」。手動機は「投ルンです」。自動機は「立ルンです」。ネーミングにも明石高専生らしいユーモアがあふれています。手動機も自動機も投げ方は同じで、人が指にペットボトルを引っかけて投げる様子を再現した下手投げ。Flipさせることにこだわった全国的にもユニークな機構で、体操選手の伸身宙返りのように、美しく、優雅な軌道で、投げるんです、立てるんです。ところが、試合会場に来てからは絶不調。練習がウソのようです。予選リーグは、0-20、1-0の1勝1敗で、見せ場もなく終わりました。しかしながら、ユニークな機構でFlipを実現させたことが評価され、特別賞をいただきました。

学生が運営しているロボット工学研究部のホームページで最新情報を更新していく予定です。そちらもご覧いただきますようお願いいたします。また、今年も明石高専ロボコン後援会に多くのみなさまからご支援をいただきました。ありがとうございました。今後ともご支援のほど、よろしくお願いいたします。

なお、大会のテレビ放送予定は次の通りです。ぜひご覧ください。
「高専ロボコン(近畿地区大会)」 NHK総合(関西地区)平成30年11月23日(金・祝)10:05~10:59
「高専ロボコン(全国大会)」BS1(全国ネット)平成30年11月25日(日)16:00〜18:00(生放送)

(文:ロボコンプロジェクトリーダー・ロボット工学研究部代表顧問 森下智博)

明石高専ロボット工学研究部ホームページ
http://akashiroboken.main.jp