明石高専

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冨田匡俊氏(24期)

プロフィール

冨田匡俊(とみた・まさとし)
1972 神戸市生まれ
1993 国立明石工業高等専門学校建築学科卒業
1996 国立熊本大学工学部建築学科卒業
1998 国立熊本大学大学院工学研究科修了
1998 構造設計集団(SDG)入社
2002 SDG台北事務所所長
2005 冨田構造設計事務所設立
2007 富田林工程顧問有限公司設立
2007~2017 私立中原大學建築学科 非常勤講師
2016~現在 國立台湾大学土木工学科 非常勤准教授

リンク:冨田構造設計事務所/富田林工程顧問有限公司:
http://www.tomita-kozo.com/

(代表作品)
・921地震博物館(2005年 台湾建築賞)
・白石湖吊橋(竜骨吊橋)(2010年 優良農業工程賞)
・高雄市ナマシャ区民権小学校図書館(2012年台湾建築賞)
・台南フラッシュエイム本社ビル(2016年 Architizer A+ Awards)
・台湾国鉄池上駅(2017年竣工)

インタビュー

■現在の仕事について
台湾台北で、構造設計の事務所を設立し、主に台湾人相手に仕事を行っています。
単なる構造計算だけではなく、いかに構造を美しく見せるかという、「構造デザイン」を実現するような仕事をしています。
仕事で主に使う言葉は中国語なので、コミュニケーションがちゃんと出来るようになるまで少し苦労しましたが、のびのび楽しく仕事をしています。

■海外で働くこと
私が明石高専に在学していたころは「高専での教育は、世界でも通じる」と教えられました。当時の学生は(私も含めて)誰も信じませんでしたが、実際に海外に旅立った高専生には、よく出会います。高専生は外に出ていく度胸を持った人が多いのかもしれません。
地元(兵庫県)を離れれば、東京や九州や台湾やベトナムなどは、いずれも似たような「アウェー」です。同じ「アウェー」なら、日本国内よりも海外の方が、ずっと面白い経験ができると思います。
日本の技術を期待している国と地域は、たくさんあります。
日本国内だと出会うことの難しい、著名な日本人建築家(藤森輝信さん、隈研吾さんや、藤本壮介さんなど)と、共働する機会が得やすいのも、海外の魅力です。

■高専を選んだ理由
実家(播磨町)から一番近い学校の一つだったから。

■高専で学んだこと
鉄骨、RC、PC(プレストレストコンクリート構造)の基礎中の基礎を勉強。
パソコン(当時の機種はFM-16ベータ)でオセロゲーム、ロールプレイングゲーム、ゴルフゲームを作成。
フラクタル理論を死に物狂いで学び、卒業論文にしようと頑張ったものの途中で挫折。卒業設計ではCAD(当時は教えてくれる先生はいなかった)を用いてパース作成。

■在学中の思い出
学校前のお好み焼き屋、学食のラーメンチャーハンセット、沖縄への研修旅行

■現在の高専生に一言
高専で学ぶ「技術の基礎中の基礎」は、実はどんな大学で習う内容よりもずっと専門的、実務的で、将来とても役に立ちます。もう少し、先生の話を聞いておきましょう。